佐々木苑子

佐々木苑子さんは、東京都杉並区に工房を構える染織家であり、日本の現代着物作家の中でも特筆すべき存在です。佐々木苑子さんは「紬織」の技法を駆使して、魅力的な着物を生み出しており、その才能は人間国宝に認定されています。

1939年に東京で生まれた佐々木苑子さんは、20代半ばから染織の道に進み、静岡県の手織り紬工房で平織り、縞、格子の技術を学びました。1969年には自宅に織物工房を設立し、1971年には紬織の作品で伝統工芸新作展に初入選しました。その後、絵絣と絣の研究に専念し、鳥取県の弓浜絣や島根県の広瀬絣から学んだ技術を活かして、鳥や花、星や月などの自然のモチーフを絵絣に表現しました。佐々木苑子さんの作品は、植物染料で染めた紬糸を用いて繊細で華麗な絵絣を作り上げ、伝統的な直線的な絣文様に加えて詩情に満ちたデザインを取り入れています。佐々木苑子さんは伝統的な技法を守りつつ、オリジナリティを追求し、前衛的な作品を生み出しています。

その後も、強靱で艶のある絹糸を用いた絵絣や紋織の着物を日本伝統工芸展を中心に発表し続け、その技術と芸術性が高く評価されました。佐々木苑子さんは1975年に日本工芸会総裁賞、2001年に東京都知事賞、2002年に紫綬褒章、2003年に日本伝統工芸展第50回展記念賞などを受賞しました。そして2005年には「紬織」で2人目の重要無形文化財保持者・人間国宝に認定され、現在も制作や後進の指導、普及活動に尽力しています。

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