志村ふくみ

志村ふくみさん(1924年9月30日生まれ)は、滋賀県出身の染織家であり、随筆家でもあります。志村ふくみさんは、民芸運動を提唱した柳宗悦の勧めで染織の道に進みました。彼女は農村女性の普段着とされていた紬織を「芸術の域に高めた」と評価され、文化勲章も受章しています。彼女は故郷の琵琶湖や古典文学、現代美術などからインスピレーションを得て、格調高い織物作品を手がけています。また、随筆の名手としても知られています。

紬織りとは、紡ぎ糸を使用した絹織物で、その織り方の特徴からざっくりとした素朴な風合いを感じることができます。丈夫な素材感のため、普段着としても愛用される機会が多く、着用を重ねていくうちに絹ならではのツヤを楽しむことができます。

志村ふくみさんの作品には、息を飲むほどの鮮やかな美しさがあります。その色が草木から生み出されたものだとは信じられないかもしれません。彼女は自然や伝統文化に敬意を払い、染めの工程を「草木が抱く色をいただく」と表現し、彼女は化学染料にはない、植物から生まれる美しい色を大切にしています。

志村ふくみさんは紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)であり、文化功労者でもあります。さらに、第30回京都賞(思想・芸術部門)を受賞し、文化勲章も受章しています。彼女は京都市名誉市民でもあります。2013年には芸術学校アルスシムラを娘の洋子さんと孫の昌司さんとともに開校しました。

志村ふくみさんの著書には『一色一生』(大佛次郎賞)、『語りかける花』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『ちよう、はたり』などがあります。また、作品集には『織と文』、『篝火』、『つむぎおり』などがあります。

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