大髙美由紀

大髙美由紀(おおたか みゆき)は1963年、横浜市生まれ。幼少期より手芸や編み物など、手を動かすことに親しみ、多摩美術大学では油彩を学んだ。若い頃は着物に特別な関心を持っていなかったが、20代半ば、正月に親戚が仕立て直した訪問着を身にまとった体験をきっかけに、その包み込まれるような着心地と高揚感に強く心を動かされる。同時に、自分で着ることができなかったもどかしさから、仕事の傍ら三年間着付けを学び、次第に着物の世界へと引き寄せられていった。
やがて呉服店で目にした大島紬の実演に衝撃を受け、経糸と緯糸が織り成す絣模様の奥深さに魅了され、染織の道へ進むことを決意。新潟県立十日町テクノスクール織布科にて紬織や経緯絣の基礎を学び、1998年に修了。その後2001年までの約3年半、郡上紬を育て上げた人間国宝・宗廣力三氏が設立した南足柄工芸研究所にて、絣織作家・神山尚子氏の内弟子として修業を重ね、染織表現の本質と作家としての在り方を深く学んだ。
独立後は、2004年に第18回シルク博物館全国染織展、2005年に第45回伝統工芸新作展および第39回日本伝統工芸染織展、2007年には第54回日本伝統工芸展に初入選。染織の世界に入って20年足らずの間に八度の受賞を重ね、注目を集める存在となった。
現在は自然に囲まれた南足柄の工房にて、草木から染料を起こし、糸染め、デザイン、織りまで一貫して手がけている。生糸の精練から行い、経糸には国産の生繭座繰り糸、真綿の紬糸や玉糸など、作品に応じた素材選びにも徹底してこだわる。糸質や染めに一切の妥協を許さない丁寧な仕事を重ね、今もなお美しい織物を生み出し続けている。
「絣の色やリズムが立ち上がる空間を、着物の中につくりたい」という思いから生まれる作品は、身体にまとうことで完成する立体的な造形美と心地よいリズムを備える。作家自身が着物を日常的に着ることで培われた、着る人の視点に立った細やかな配慮も、その魅力のひとつである。

・1963年 神奈川県横浜生まれ
・多摩美術大学卒業
・着付け教室に通い講師の資格を取得
・十日町テクノスクール織布科卒業
・宗廣力三氏創設の南足柄工芸研究所にて染織を学ぶ
・1998年 絣織作家・神山尚子氏に師事(2001年まで)
・2004年 第18回シルク博物館全国染織作品展シルク博物館賞受賞
・2008年 第48回東日本伝統工芸展 日本工芸会賞
・2008年 第42回日本伝統工芸染織展 東京都教育委員会賞
・2009年 第49回東日本伝統工芸展 日本工芸会東日本支部長賞
・2010年 日本工芸会東日本支部創設50周年記念展覧会「21世紀の伝統工芸―世界の眼―」奨励賞
・2013年 第53回東日本伝統工芸展 根津美術館館長賞
・2016年 第56回東日本伝統工芸展 川徳賞受賞
・2018年 第52回日本伝統工芸染織展 京都新聞賞
・2021年 第55回日本伝統工芸染織展 文部科学大臣賞
・日本工芸会正会員。

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